その1からの続きです。
北海道マラソン前々日の26日(金)は夜勤で朝まで仕事でしたが、終業後に日帰りで新潟へ行って来ました。
無理をして行くくらいなので、身内関係のあまり良くない用事でした。
25日に連絡があった時に、これで北海道は行けないなと思ったくらいです。
思ったよりも深刻な状態ではなく、日帰りで済みましたが、帰宅は24時頃。
本来は26日に済ますはずだった雑用の為、27日は午前中動き回って、昼過ぎに出発。
二晩で5時間しか眠らないまま北海道に向かいました。
前日受付を済ませてホテルに着いたのは20時頃。
あり得ないくらいクタクタになって、少しでも早く眠りたい状態。(笑)
食事や翌日の準備をして寝たのは24時過ぎ、そして当日朝は6時起床。
それなりに元気にはなっていたけど、体は怠くてまだまだ眠れそうな感じ。
この朝はそんな状態でスタート地点にいました。
ちゃんと走り込んで、万全の体調で当日を迎えるのが難しいのは分かっていますが、
今回はこういう状態になってしまったのがちょっと悔しかったです。
まあしようがないのですけどね・・・・・
参加出来ないよりはずっと良かったと考えなければいけないのでしょうが・・・・
テレビ塔のカウントダウンで盛り上がって一斉にスタート。
カウントダウンは盛り上がっていたけど、号砲は全く聞こえない。
昨年もそうでしたが、熱中症に対する警戒でかなり抑えてしまうので、ペースは上がらず5分10秒前後でした。
持ちタイム順に並んでいたので、回りはみな同じペースで混乱は無し。
他の大会ではそういうものだと思って走っていますが、
極端に遅いランナーが前方から現れないのは、走っていて楽だし安全です。
1万7千人分の記録の照合という気の遠くなる作業に感謝です。
スタート時の気温は18℃、肌寒いくらいだったのですが、
走り出してみると、1kmで汗ダラダラ・・・・
涼しいとは言え、やはり走るのに適した気候ではないようです・・・。
5km過ぎに最初の給水所。
延々と続く給水テーブル。
相変わらず凄い!!
紙コップの散乱も凄い!!(笑)
ゴミの散乱は凄いのですが、相変わらずではありませんでした。
昨年もゴミはゴミ箱にと言っていましたが、一応あります程度しかゴミ箱が無く、
運営側も本気でゴミ箱に捨てさせようとは思っていないなと感じました。
今年は本気を感じました。
あとはランナー側の意識ですね。
数年経てば劇的に改善すると思います。
目が覚めたというか、体が動くようになってきたのが9km過ぎ。
そこから30kmまでは、楽しく気持良く走れました。
![160828_001[1]](https://blog-imgs-94-origin.fc2.com/n/a/m/namazu4423/20160831220016d15.jpg)
新川通りに出てからトップランナーとすれ違ったのも昨年と一緒。
女子の先頭には気付かなかったのも昨年と一緒。
折り返してからは弱い追い風、風を感じないので体に熱が溜まっているのが分かる。
後で知ったのですが、この時この辺りの気温は28℃だったそうです。
昨年は20kmで脚が終わりましたが、今年はまだ動いています。
終盤もそれなりに走れそうな気がしていました・・・・気が・・・・・
33km過ぎ、腕が痺れ始め脱水のサイン・・・・・
給水は十分していて、お腹はたっぽんたっぽん・・・・・
体が水分を吸収する能力以上に汗をかいたって事でしょうか?
35kmで腕の痺れは強くなり、ビリビリ感じる程・・・・
こうなるともう、立っていられない状態にすぐになっても不思議ではありません。
ここまでキロ6分は超えずに走っていましたが、これなら大丈夫かなという所まで一気にペースダウン。
35km過ぎからはキロ6分後半で、結局昨年を上回るボロに。
結果論ですが、ペースを落としすぎました。
ゴール直前の数kmは昨年よりも楽で、余力を残してゴール。
でもあの時の体調では、あれ以上のペースを選択は出来ませんでした。
絶対に倒れない事を優先すると、あれで良かったと思っています。
グロス 3:56:16
ネット 3:55:14
ギリギリだけど一応サブ4だし・・・・・(セカンドワーストですが・・・)
反省点は、夏の間夜ばかり走っていたので、妖しい生き物のように日差しに弱かった・・・・。
![160828_002[2]](https://blog-imgs-94-origin.fc2.com/n/a/m/namazu4423/20160831220017b44.jpg)
ゴール後は導線に従って歩き、メダル・タオル・水・完走証を受け取ります。
疲れ切っていたら長くて辛いかもしれませんが、
みんなでぞろぞろと歩いて行く、この雰囲気も好きです。

大通公園の芝生で休憩。
寝っ転がっている人が何人も居たので、私も寝っ転がって休憩。

見上げると真っ青な空。
昨年は風が強かったせいで、ゴール後寒くてすぐにホテルに戻ったのですが、
今年は最終ランナーのゴールまで見てきました。
制限時間直前に有森裕子さんが檄を飛ばしていました。
この人は本当に優しい人だなあ凄いなあと思う。
スタート直前に最後尾に並ぶのが好きな私は、開会式は殆ど出た事がありません。
なので大会アンバサダーは居たの?って感じで、まず見る事はありません。
でも、有森さんの時は、コース上で絶叫しているのを必ず見掛けます。
最後までゴールを見ていて気付いたのですが、
北海道マラソンは制限時間になったらゴールを閉鎖するような事はしません。
参加資格は、5時間でフルマラソンを完走出来る方となっていますが、ゴールの制限時間は明示されていません。
明示されているのは、41.6kmの最終関門の制限時間が5時間05分という所までです。(この時点で5時間超えてるし)
最終関門を通過したランナーは最後まで全員ゴールさせていました。
参加資格は5時間ですが、制限時間はそうではないようです。
ゴール直前で手を広げて通せんぼをして、メダルも完走証もくれない大会もありますが、
北海道マラソン素晴らしいです。
今年はファンランのスタートブロックで批判があるようですが、
制約の中で最良の改善方法と思った事が上手くいかなかったって事なのだと思います。
ファンランの速い人が強引に追い越していくので危ないという問題が有って、
フルの遅い人の前にファンランの速い人のブロックを入れたら、遅くて邪魔と今度はなったようです。
ファンランのスタートを遅らせろという意見が多いようですが、
そうすると道庁の手前で、ファンランの最後尾付近にフルのトップが突っ込む可能性が出て来るので、これはまず無いでしょう。
極端にスタートを遅らせるか、ファンランとフルのコースが干渉しないようにするしかないと思いますが、
交通規制を考えると、これも難しいような気がします。
将来的には7時間制限の3万人規模の大会を目指しているそうなので、そうなれば解決の方法もありそうですね。
前年の問題点に対しての取り組みを明らかに感じる、北海道マラソンの運営側を信じて待つのが一番だと思います。
実害が無かった人間の暢気な意見ですが・・・・・。
![160828_002[1]](https://blog-imgs-94-origin.fc2.com/n/a/m/namazu4423/20160831211242e2ds.jpg)
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会場で配られていた号外。


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- 2016/09/04(日) 21:02:23|
- ジョギング 大会 2016 北海道マラソン
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8月28日(日)

6時起床、朝食は6時30分から。
ホテルを出たのは8時過ぎ、
快晴、気温は18℃、少し肌寒さを感じるくらいでした。
ホテルから会場までは1kmと少し、
アップがてらダラダラと歩いて行きます。
整列開始が7時30分からで、締め切りが8時40分。
この時間に歩いている参加者は殆ど居ません。

コース上に昨年は無かった市電が開通しており、
交差する部分の線路と道路の隙間を埋める作業が行われていました。
私は知りませんでしたが、この事を養生と言うそうです。

会場到着は8時28分。

整列開始が8時30分のABブロックの人達です。
車いすマラソンのスタートが8時30分なので、このブロックの整列開始は8時30分だそうです。

Cブロックに整列する人達。
先頭付近なので1時間近く並んでいるのでしょう、みんな座っています。
気温は低いけど、直射日光に当たると暑かったので、ビル影で助かります。

例によって最後尾へ。
しかし時間を勘違いしていて、整列終了10分前に並んでしまったので、
スタート時はCブロック最後尾ではなく、後ろにも結構な人数がいました。
テレビ塔の時計でのカウントダウンが、北海道マラソンスタートの名物なのですが、
Cブロックの整列位置は、日陰になるのは良いのですが、テレビ塔は見えません。
実際、昨年のスタートではテレビ塔を見る事は出来ませんでした。
今年はどういう訳か、スタート直前に詰めて、Cブロックは全体で前方に移動。
テレビ塔が見える位置になりました。
1分前に表示が時計からカウントダウンに変わるとアナウンス。
今年は見られると思ったのですが、もう一度全体的に少し前に移動。
木の陰になって時計は見えなくなってしまい、結局今年も見られませんでした。
人数は増えているはずなのに、なんで前方に移動出来たのかは不明。
スタートロスも昨年は1分40秒でしたが、今年は1分。
10分勘違いして早めに並んだからでしょうか?

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結果はこんな感じでした。

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ちなみに昨年のラップ。
あまり変わっていません、言い方を変えると進歩していません。(笑)
後半の落ち込みは今年の方が酷いです。
昨年の後半は強い向かい風でしたが、走っていてそれ程気にはなりませんでした。
だけど、結果を見ると後半はっきりと影響を受けてペースダウンしています。
今年は弱い追い風。予報でもそうだったので、後半は昨年よりは楽だと思っていました。
ところが追い風は体感では無風状態、快晴の天気と相まって暑さにやられる事になってしまいました。
昨年もきつかったけど、今年もやっぱりきつかった。
30km以降、特に35kmを過ぎてからは本当にきつい。
フルマラソンはどの大会も最後はきついものだけど、北海道マラソンは別格ですね。
それでも暑い中それなりに走れるのは、手厚い給水のお陰です。
これでもかって感じでやり過ぎなくらいの給水。
しかもあの暑い中しっかり冷えています。
そしてボランティアの学生がもの凄く元気。怖いくらい元気。(笑)
暑いだけでなく、色々な面で北海道マラソンは特別な雰囲気のある大会です。
格別な苦しさはあるけど、また走りたいと思ってしまうんですよね。
その2へ続きます。


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- 2016/09/02(金) 22:09:51|
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