札幌17:12発の北斗星で北海道を離れます。
夕方まで時間はあるのですが、汗だくで寝台列車に乗りたくないので、
ゆっくりと少しだけポタリングの予定です。
出発は10:00。

昨日目を付けた豊平川のサイクリングロードに行ってみます。

気持ちいいです。
心地良さを楽しみながら、のんびりと左岸を上流に向かいます。

札幌は山ぎわにあるんですね、それ程走っていないのに川幅が狭くなり山が近付いてきます。

第5回札幌・豊平川市民マラソンが、この日開催されていました。

もう山の中です。

ここで一般道に出ますが、サイクリングコースはまだ続いています。
案内板によると、支笏湖まで続いているようです。
機会が有ればまた来て、その時は支笏湖まで行ってみたいです。

この先は登りになりそうなので、汗をかきたくないわたくしは、この交差点で引き返します。
時刻は11:10。
真駒内の南の方まで行きましたが、いつの間にか豊平川からは離れていました。

戻る途中ではこんな事をしている人たちがいました。
遊んでいるのか、何かの訓練なのか、よく分かりませんでした。

水穂大橋
ここで豊平川から離れます。

帰りは右岸を走行しました。
こちらはマラソン大会による規制はありませんでした。


大通公園です。
休日なので人は多かったです。

分かりにくいけど時計台。
近くまで行くのが面倒で、交差点から撮った手抜き写真です。



札幌駅到着は12:00。
早すぎる・・・。
あと5時間もある・・・。
本日の走行 28.64㎞
10日間の総走行距離 1805.75㎞

気温も上がってきたので、自転車に乗るのはもう止めにして、輪行袋に入れます。
意味もなく高速バスターミナルをうろうろしたり、地下街の構造の把握に努めてみたりしましたが。

14:15、まだ半分も時間を潰せていない・・・。
輪行袋を持ってあちこち動き回るのも大変なので、このあとはベンチでボーッとしていました。

苦痛の時間が終りホームに上がります。

入線は発車8分前。
ぎりぎりに入ってくるもんなんですね。
乗車してから発車までのワクワク感を楽しむ余裕はありません。


輪行袋の置き場所を車掌さんに確認したりしていたら、自分の席に行く前に発車してしまいました。

輪行袋はここに置きました。
車掌室の扉の前なんですが、この車掌室は使わないから大丈夫との事でした。

前は機関車です、DD51のプレートが見えます。

同じ区画に仙台で下りる方がいらしたのですが、その方を起こす車掌さんの大声で目が覚めてしまいました。
その後は誰も居ないロビーで過ごしました。
予定外でしたが、のんびり出来て良かったです。
それにしても、北斗星に向けてカメラを構えている人の多い事!

隣にも荷物が・・・。
山帰りでしょうか。

途中で進行方向が替わり、一番後ろになっています。
もう野田線が横を走る所まで来てしまいました。

大宮到着は9:10。
楽しかった12日間が終りました。
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/11(日) 21:46:50|
- 自転車 ツーリング 2010北海道
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旭川は大都市ですね、窓から見える街の様子が今までと違います。
今日は札幌まで、明日の北斗星で帰るので、移動は今日で最後です。
最終日が一番距離が短くて、出発も今までで一番遅い7:30。

石狩川かと思ったら、忠別川でした。
ここから堤防のサイクリングロードに入ります。
サイクリングロードを走り始めると、雨が降り出しました。
自転車で移動した9日間で、降らなかったのは昨日だけという事が、これで確定です。
でも、強い雨に何度か遭っていて、しかも合羽は一度も着ないで、ずぶ濡れになったのは一回だけですから、
ついていたし、そんなに悪い天気ではなかったのかな、とも思います。

旭西橋で石狩川を右岸に渡ります。

渡った左側に、旭川CRの起点があります。

石狩川


このサイクリングロードは、函館本線の旧線跡に作られています。
良くある、廃線跡に作られたサイクリングロードです。

なので、こんなトンネルがあったりします。

内部に一応照明は点いていますが、注意が必要な暗さです。
ライトは必要ですね。


駅跡も残っています。
神居古潭駅です、8:35。

だいぶ傷んでいるようで、ホームは立ち入り禁止になっていました。


こんなのも昔のままなのでしょうか?

奥が旭川方面です。
この時には路面が濡れる程度の雨になっていました。

SLの動輪も置いてありました。

煉瓦で出来た橋台、枕木と線路も見えます。




クリックで大きくなります
見えていた線路の先にはSLが3両置いてあります。
神居古潭を過ぎると、サイクリングロードはあと少しで終わりです。

r57にここで出ます。
奥に見えている橋で石狩川を渡るとR12に出られます。

旭西橋まで19.37㎞と書いてありました。
今気付いたけど、田んぼがあります。
稲作をやっている地域に戻ってきました。

セブンイレブン深川東店で休憩、9:25。

適当な所で左折して、石狩川に出ます。

広々としていて人もいなくて、この堤防のサイクリングロードはとても気持ち良かったです。
この辺りから、今日で終わりなんだなと考えるようになりました。
まだ100㎞以上ありますが・・・。

気持ちのいいサイクリングロードはこの橋までで終りでした。
サイクリングロードそのものは橋を渡った先も続くのですが、
この先はちょっと大変でした。

r94に出た所にある案内板です。
心配する要素は何も無いように見えます。

ところが、橋を渡って右側の堤防・・・。
案内板もありません・・・。

看板のような物が見えたので、河川敷に下りてみると、案内板がありました。
何の問題も感じていないかのような案内板が・・・。
サイクリングロードの続きはここで間違いないようです・・・。
先に進もうと後ろを見ると、

あの広々として快適だったサイクリングロードの続きがこれ?

こちらと向こうにアスファルトが見えていますが、それがサイクリングロードです。
サイクリングロードを砂利道が横断しています。

函館本線です。

クリックで大きくなります

通行止めとなっていますが、
というよりは、まだ整備されてないという感じです。
深川からここまで17㎞走って来て、ジョギングと散歩をしている人に一人ずつ会っただけです。
きっと利用する人が少ないんでしょうね。
その上空知地方は雪が多ので、冬は埋もれてしまうだろうから、整備も維持も大変なのでしょうね。

知らない所で突然放り出されるのは不安ですが、案内標識が出ているようなので大丈夫でしょう。

でもこの様子、大丈夫だろうか・・・。

堤防の外は普通の道でした。
どこを走っているのかは全く分かりません・・・。

最初の突き当たり、
ちゃんと案内標識が出ています。

次の突き当たり、
標識はありません。
あとで知ったのですが、正しいルートはここよりももっと手前を右折して堤防に出ます。
仕方ないので、行けば分かりそうなR12に出る事にしました。

春に来た時に、滝川も列車の待ち時間にうろうろしました。

見覚えのあるセイコーマート。

滝川駅、11:50。
駅前で暫く休憩します。
石狩川のサイクリングロードには復帰することなく、R451からR275へ。
8日前の午前中に走ったルートを逆走します。

道の駅つるぬま、12:40。
この前は止まらなかったので、寄ってみます。

あと64㎞・・・。

札幌が近付くと片側2車線になり、だんだん交通量が増えてきます。
だんだん自転車が楽しく走れない環境になってきます。

行きにも寄った、セブンイレブン石狩当別栄町店。

あと13㎞で終ってしまいます。

札幌市に入りました。
この手前で渡った新石狩大橋は、自転車には少し怖い橋です。

札幌中心地方面。

豊平川を渡り、左岸でサイクリングロードに入ります。

丘珠空港の滑走路の延長線上付近のようで、着陸態勢のプロペラ機が飛んで行きます。

クリックで大きくなります
明日は北斗星の時間まで、こういう所を走るのも面白そうです。

都会です。

ここで豊平川を離れ、一般道に出ます。

まっすぐ行くと、テレビ塔の横を通ってそのまま大通りになります。
ここに到着したのは17:10でした。
一日中降られる事はなかったけど、ほぼ毎日雨に降られ、ずっと空模様を気にして。
初めてのパンクも経験して、予備のチューブを探し回って買って。
2日目からずっと膝の痛みに悩まされ。
大変な事もいろいろあったけど、出来てしまうもんなんですね。
自転車で北海道一周出来ました。
本日の走行 149.47㎞
9日間の総走行距離 1777.11㎞ 一日平均 197.46㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌
11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/10(土) 21:45:11|
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帯広駅。
天気は曇り。

出発は6:50。
今日は距離は短めですが、見どころが沢山です。

十勝川を渡り、高台に登る途中から見た、帯広中心地方面。

今日も朝の補給はローソンです。

まずは狩勝峠の麓、新得を目指しr75を走ります。

十勝平野です。
大きな畑が多いです。

朝はまだ元気なので、遠くまで直線が続く道も気持ち良く走れます。

富良野までの距離標が初めて出てきました。
道央に戻ってきました。

ここは左折です。
然別湖に行きたいと思い、地図を見たらここから30㎞。
今日は無理です。

屈足のセイコーマートで休憩、9:00。

新得でR38を右折、狩勝峠へ向かいます。
新得通過は9:40。


途中左側に広い待避スペースがあります。
しっかりと屋根に覆われたスペースもあり、吹雪の時はここに逃げ込むのでしょう。
長い直線の途中でスペースもあるので、よくねずみ取りをやっています。
オートバイや車で通った時に何度か見掛けています。
関東の人間が何度も見ているのですから、やっている頻度はかなり高いと思います。

なんか最近こういうのが多い・・・。

あれば当然撮ります。


標高を見て貰えれば分かると思いますが、大して離れていません。
5分も掛からずに次の標示が現れます。

白い建物のある所が頂上のようです。





頂上まで標示があるとは思いませんでした。
ところで、峠のてっぺんも頂上でいいのでしょうか?
標高644Mですから、割合元気な午前中ですし、辛い思いもせずに登れてしまいました。

十勝平野方面。

頂上てっぺんの東屋で休憩、11:10。

少し下ると、新得から別のルートで峠を越えてきた根室本線が現れます。
落合駅です。列車で通る時のイメージよりも寂しい感じがします。

幾寅の道の駅南ふらの。


ラベンダーはまだのようです。
この先で樹海峠という小さな峠を越えます。
距離は短いけどきつめの坂を登っていると、後ろから来た車から追い抜きざまに、
「頑張れー!!」という応援。
思いがけず、しかもとっさの事で反応出来ませんでした。
手ぐらい挙げれば良かった。

この交差点を右折して、富良野の市街地は通らずに、麓郷から上富良野に抜けます。
青空が見え、日が差してきました。

この先は景色を楽しみにしていた所です。
この日写真を222枚撮っていました。
この記事で使う写真が多くなり過ぎないようにと選んだつもりですが、それでも55枚になってしまいました。
やはりこの辺は景色が綺麗です。
道北道東と違い、人の手が入った綺麗さなんですけどね。



途中でr253に入ります。
結構アップダウンが続くんですが、それを気にさせないくらい、次々と綺麗な景色が現れます。

麓郷市街地、13:50。

麓郷と言えば、「北の国から」です。
以前行っているのと、少し距離があるので今回はパスです。

r253は富良野に行ってしまうので、途中で右折します。
10年くらい前にオートバイで麓郷から富良野まで走った時に、
たぶんr253だったと思うのですが、かなりの距離ダートを走りました。
今は舗装されたようです。



そろそろ長い直線が辛くなってきました。

r298を右折、この道ばたで休憩。

上富良野駅近くのローソン、15:45。
休憩したばかりですが、暑さに負けてガリガリ君休憩。

r291r353と走り、ここでr353からも離れて美瑛方面へ。

ここにあったバス停、個人宅がバス停名になっています。
本州でもたまにありますが、北海道ではあちこちで見掛けました。
分岐後にあった予想外の長い上り坂、覚悟していなかったのできつかったです。

この景色見飽きません。

こんな感じの突き当たりを2ヶ所左折します。
これは2ヶ所目です。

美瑛川に掛かる橋を渡れば美瑛市街です。

セブンイレブン美瑛栄町店で休憩、17:10。
ガリガリ君補給。

北美瑛駅
この踏切を渡って、r213からR237に出ます。

ちょっと寄り道、

旭川空港です。
表には回らずに南西側から眺めます。
南西側の道をそのまま進みます。

旭川医科大学の手前、ここから市街地に入ります。
街路樹が白樺・・・。

ここのラベンダーは咲き始めています。

大きな街です。
駅からはまだ結構離れているのに、住宅が密集しており、交通量も多いです。

旭川駅、18:55。
函館スタートからだと、今日で8日目です。
8日目にして初めて一日通して降水なし。
距離も短めで、のんびり走れた一日でした。
本日の走行 179.18㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川
10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/09(金) 21:15:25|
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非常に疲れています。
昨夜はいつの間にか眠ってしまっていた。
だんだん慣れるかと思っていたけど、そんな事はない。
若い頃はこうやって自転車で毎日200㎞走り続けるような事をしても、辛いのは最初の数日で、
あとはだんだん朝起きた時の疲労感は減っていったものだけど。
今は蓄積する一方です。
だんだん疲労しています。
だんだん衰弱しています。

6:40釧路駅近くをスタート。
もっと早く出たかったのだけど、この時間で精一杯。

駅近くの跨線橋から見た釧路駅。
大きくて立派な駅舎とアンバランスな構内。

市内を迷走中に見つけたローソンで、ドリンクと補給食を確保。
ローソン久し振りに見た!

日本製紙の工場。

r53からr666に入り、阿寒湖を目指します。
今日の目的地の帯広までは、寄り道しなければ120㎞、阿寒湖経由だと200㎞弱。
疲れているから迷いましたが、阿寒湖を飛ばす訳にはいかないと思い、仕方なく向かう事にしました。

r666はショートカット気味に、R240の釧路と阿寒湖の中間付近に出ます。
ただし最後はダートになってしまうので、途中でR274へ左折するつもりです。

標識に従って右折してすぐに、なんかよさげなサイクリングロードがありました。
でも今日は疲れているからまた今度!
・・・また今度っていつだろう。

この時は気付いてなかったのですが、
この道はR274で、予定とは逆方向に走っています。
左折する所を通り過ぎて、気付かずにそのまま進んでいます。

振り向いて見えたこの標識を見ましたが、よく分からないし反対方向の事だからとあまり気にせず進みます。

気付いたのはこの交差点、R274から左にr666が別れる所です。
緩いながらもずっと登ってきましたから、落ち込みます。
地図を見ると、すぐ下にもう一本R240に抜けられそうな道があります。
舗装もされているようなので、その道を行く事にします。

で、その道に入ったんですが、激坂でした・・・。

たまらずに、自転車を立て掛ける物もない所で休憩。
インナーローに入ってます。

R240にここで出ました、正面の道はr667。

不安解消です。
阿寒湖までずっと登りなんですが、
疲れているせいか、道を間違えて落ち込んだせいか、
全然調子が上がりません。

またひっくり返して休憩。

この辺りはホントきつかったです。
真っ直ぐ帯広に行けば良かったと、ずっと後悔しながら登ってました。

阿寒湖温泉に着いたのは11:20、75㎞を5時間以上掛かっています。
登ったとは行っても、ここの標高は430Mですから、大したことないはずです。

憧れの阿寒湖・・・。

どうしても来なければならなかった・・・と思う事にした阿寒湖・・・。
湖畔に行っただけで先に進みます。
この先もう少し登ります。
上の写真でも分かりますが、朝は今にも降りそうだったのに、青空が見え始めました。
青空何日ぶりだろう。
この旅行で雨が降らなかったのは、輪行したあと函館を散歩した初日だけです。
その初日は自転車には乗ってません。

R241足寄峠です。

足寄側は峠を越えてすぐに農家が現れます。


足寄町内に入っていますが、峠から足寄市街地まで46㎞。
下り基調ですがかなりあります。
晴れて喜んでいたら、今度は暑い。
昨日までの寒さが嘘のようです。

足寄の手前で雨が降り始めました。
この橋の先にあったセイコーマートで休憩、14:50。
会計を済ませ外に出ると。

土砂降りの雨、
休憩している時で良かったです。

足寄からはR242です。
道の駅ステラ本別、15:55。

もう冥王星は仲間はずれ、仕事が早い。
ここまで約150㎞、残り約50㎞。
今日はもうすでにクタクタです。
止まっている時間が多くてペースも上がりません。
本別の先で道を間違えて坂を登る。
勘違いするような所でもないし、何で間違えたのか自分で分からない。

どこまでも真っ直ぐな北海道らしい道。
気持ちいいのは元気な時、疲れてくると苦痛に感じます。

私のじゃないです。

池田インター、17:10。

セブンイレブン十勝池田利別店。
十勝川の左岸から帯広に向かうため、ここからr73に入ります。

利別駅


この橋を渡れば帯広です。
セブンからここまでの間で何度止まった事か。




帯広駅到着は19:10。
何度来てもこの街はいいです。
北海道の中でもかなり好きな所です。
本日の走行 200.98㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広
9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/08(木) 21:42:20|
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今日も距離は短め、ただし山間部も通るので、少し遅めの6:20出発。

石北本線を越え、南大通りへ。
北見は大きな街ですね。

北見大橋で常呂川を渡り、r122へ入ります。
常呂も北見市内ですが、同じ川沿いなんですね。

まず目指すのは美幌。
美幌から美幌峠に登ります。

ゴミが気になりますが、こんな感じのアップダウンが続く道です

この交差点をr217に右折、そのまま直進してR243に入ります。

なんかここを曲がると海まで行けちゃいそうな表示ですけど、行けるのかな?
美幌のセイコーマートで最初の休憩、8:00。
ここから美幌峠までは約25㎞。

この辺りから傾斜が強くなります、強いといってもそれ程ではないです。

北海道の国道にしては路肩が狭いのですが、それでも十分広い。

峠近くになると、景色が開けます。

標高490Mの峠に到着、10:10。
屈斜路湖が見えます。
峠には道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠があります。

自転車を置いて、展望台の方へ行ってみます。


道の駅と峠。




360度遮る物のない展望です。
ここへは2度目です。
前回はオートバイで、天気は今日と同じで、曇りで時折パラパラと雨。
晴れている時に来てみたい。

峠から気持ち良く下って、和琴の先でr52へ左折。

屈斜路湖の砂湯です、12:00。

クッシー!


川湯温泉です。
温泉街を抜けて少し行くと、

むき出しになった山肌が見えてきます。

硫黄山です。

広くて立派な駐車場があります。

他に自転車がいないせいもあって、
ほんの少しですが、いじめられている気が・・・。(笑)
何で俺だけ・・・。
でも有料駐車場なのに、お金を払おうとしたら自転車は無料でした。
タダだから文句はありません。
12:40到着。川湯温泉から2㎞しか離れていません。


箱根や那須にこういう所ありますね。

クリックで大きくなります
でもここの特徴は植生らしいです。
読んで気付いたけど、たしかにハイマツが生えていました。

一旦R391に合流しますが、摩周湖までもr52です。

弟子屈まで摩周湖経由で20㎞。

写真を撮っていたら踏切が下りました。

普段なら引っ掛かっちゃったと思うところですが、列車が見られます。
ところで、この鉄道のことどう言えばいいのでしょうか?
電車じゃないから電車とは言えない。
気動車だから汽車でいいのかもしれないけど、汽車と言うのもどうも・・・。
JRに乗った時の案内では列車と言っているけど、一両だけで列は成してないし。
長年の悩みです。

摩周湖までは本格的な登りです。
こうして写真で見ると気持ち良さそうな道ですが、きつい登りでずっとずっと先まで見えていると、たいがい気持ちがやられます。

こんなに登ってきたのに、まだ先が見えない。

硫黄山が見えてきます。

直線が終ったあとは、こんな感じで登ってきます。

硫黄山の向こうの屈斜路湖も見えてきました。

踏切から1時間程で摩周第三展望台に到着。

更に10分程で摩周第一展望台に到着、14:20。
観光はこちらの方がメインですね。
山の上にこんなに大きな湖がある不思議さ。
見た目は静かで、ここまでは車で簡単に来れてしまうのに、全周断崖絶壁でそばには近寄らせてくれない厳しさ。
不思議な景色です。

14:50、釧路まで75㎞、時間が押しています。
今日は景色の良い所ばかりだったので、予想よりも時間が掛かっています。
弟子屈からR391で釧路に向かいます。

時間が無いのにセイコーマートで休憩。

黙々と走り続けますが、アップダウンが多くて辛い。

湖の横を通ります。
この辺で釧路湿原をかすめるはずなのですが、よく分かりませんでした。
どこかで右の方に入れば湿原に出られるとは思うのですが、時間も気力もありません。

セイコーマート遠矢店で最後の休憩。

釧路駅到着は18:50。
今日は疲れた、辛かった。
本日の走行 187.13㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路
8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/07(水) 21:59:25|
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曇り。
今日は北見まで約150㎞の予定。
今までで一番短い距離なので、出発はゆっくりです。

7:10出発、r304を南へ。

砕氷船のガリンコ号。
流氷もいつか見てみたいです。

道の駅オホーツク紋別に寄ったあと、R238へ。

湧別大橋

湧別川、
川幅いっぱいの流れで水量が多いです。
北海道はこういう川が多いのですが、大きな川でダムが無いとこうなるのでしょうか?

中湧別でR242へ入ります。

道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯、9:00。
廃線になった駅が残されています。


旧中湧別駅

木造の跨線橋は戸が閉まっていますが、

横から覗けるようになっていました。

道の駅を出た後は、R242を遠軽に向かいます。

かみゆうべつチューリップ公園

遠軽駅、9:50。
ここも春に鉄道で来て、待ち時間に散歩しています。
散歩したコースを自転車で走り、セブンイレブンで休憩。

崖の上の東屋、春にも気になったのですが、
崖の上に柵がないように見えます。
後で調べたら、瞰望岩といい遠軽のシンボルのような岩で、
やはり柵はないようです。

陸上自衛隊遠軽駐屯地の横を通り、

露峠を越えて芭露でR238に戻ります、11:45。

道の駅愛ランド湧別

サロマ湖が見えました。
これを見たくて、遠軽から北見に直行せず、海沿いに戻ってきたのです。

旧計呂地駅にあるライダーハウス。

道の駅サロマ湖。
ここで車中泊をしたことがあります。
青函フェリーの中以外眠らずに、埼玉から車で走ってきて、力尽きたのがここでした。

キタキツネ。
全く怯えてません、慣れきっています。


常呂まで行くと遠回りなので、ショートカットをするために、浜佐呂間からr103に入ります。

稚内からは282㎞。

仁倉からr655でr7に抜けるルートを予定していましたが、ここで様子がおかしいと気付きます。
ツーリングマップルを確認すると、ダートの表示。
ルートを引く時に何故気付かなかったのだろう。
10㎞無駄走りしました。時間にすると30分。

R238に戻り、常呂町岐阜の錦水小付近で農道に入ります。
ここが15:00ちょうど。
今日は楽なはずだったのに、だんだん苦しくなって来ました。

手を振ってすれ違った外人さん。
この人にとっては、たぶん大冒険なんだろうな。



常呂川沿いを走るr7にここで出ました。

気持ちのいい道です。

左の方から来ました。
曲がらずに直進すると、端野でR39に出ます。


畑にバスが・・・。

また右折します。
何度か曲がりますが、ずっとr7です。
浜佐呂間からのショートカットはこの辺りに出てくる予定でした。

北見まで16㎞。

ここで休憩します、16:35。
予定よりも距離が伸びてしまい、疲れてしまいました。
自分の間違えが原因なのに、ちょっとイライラ。

ガラガラでしたが、綺麗なパーキングでした。

雰囲気の良い建物がありましたが、何なのか確かめる元気はありません。

あと12㎞。
登り始めます。

大して登る訳ではないのですが、辛かった。
しかも、ここまで来て雨。
今日も濡れてチェックインになりそうです。

北見の市街地に入り、住宅が増えてきました。

ここでも、春に散歩したコースを自転車で走ります。

春にはブルーシートが掛けられていたSLも、今回は見られます。

クリックで大きくなります

石北本線

このスーパーにも来ました。

北見駅前。
左の自転車の人、軍手してます。
今日も一日中寒かったです。
昨日までに比べれば雨はほとんど降らなかったけど、全く日射しがなかった。
でも、今日通った街はどこも雰囲気が良く、
景色はこの旅行でこれまで一番の一日になりました。
道を間違えた以外は、パンク等ノートラブルだったし、膝も今日は落ち着いていた
本日の走行 168.66㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見
7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/06(火) 21:46:55|
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今日は行程が長いので4:50出発。
稚内の日の出は3:51。
本当はもっと早くスタートしたかったのだが、ダラダラとしていて遅くなる。

予報では今日から天気は持ち直し、毎日曇り。

R40からR238へ。

今日はずっとR238を走ります。

稚内は夏でも涼しいです。
天気が悪いと寒いくらいになります。
稚内空港を見たくて寄ってみます。

営業時間外で閉鎖されていました。

車はたくさん停まっています。
車を置いて飛行機で出掛ける人が多いのでしょうね。

1月に来て、ここでレンタカーを借りたことがあります。
その時は日中でも-8℃とか、車から降りるのが嫌になる寒さでした。

海沿いを通る国道に戻ります。

国道から見た空港。

昔はまった、MSFSでの稚内空港。
このゲームの何にはまったかというと、
自分で3Dオブジェクトを作れるところです。

これを自分で作ると、

こうなります。
そのうちにまたやりたいと思いながらも、時間の掛かることなのでなかなか出来ないでいます。
稚内空港を見に行きたいと思ったのは、このゲームを思い出したからです。

これも航空施設です。
野田市の関宿高校の隣りにも同じようなものが在ります。
航空機の標識みたいなものでしょうか。

無駄な寄り道を終らせて、宗谷岬を目指します。

曇りのはずなのに雨、また約束は守られません。
この日は結局一日中降ったり止んだりを繰り返し、ずぶ濡れにはならないものの、常に湿気っていました。
宗谷岬へは6:45到着。

間宮林蔵渡樺の地

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行った事は無いけど、間宮林蔵記念館が小貝川沿いに在ったのを思い出しました。

間宮林蔵です。

日本最北端の地の碑

北緯45度31分14秒とありますが、これについて調べたことがあります。
宗谷岬の北北西に小さな岩が在るのが気になって、本当の最北端はあっちじゃないかと調べました。
弁天島という名のその岩が本当の最北端(北方領土は除く)だったのですが、
調べる過程で緯度が、
宗谷岬 13秒 22秒
弁天島 22秒 36秒
この二種類出てきます。
電子地図で宗谷岬先端の緯度を調べると22秒でした。
建物の14秒が謎だったのですが、測地系の違いかなと思い調べてみると。
世界測地系と日本測地系の差は、宗谷岬では8秒でした。
結論は、たぶん宗谷岬は22秒で弁天島は36秒、
この建物の14秒というのは、日本測地系の宗谷岬の緯度だろうと思います。
測地系の変更は平成14年ですから、その前からの表示なのでしょう。
そうすると今度は13秒が何故出てきたのか謎なのですが、理由は分かりませんでした。誤差のうちでしょうか?
二種類出てくるような混乱を招いている原因は、測地系の変更ですね。
また関係のない話になりました。


ここから先はオホーツク海です。
しばらくアップダウンが続きます。

風が強かったです、危険を感じるような風が時々吹いていました。

この下り坂はかなりの傾斜なのですが、漕がないと向かい風で止まってしまいました。

気温14℃風速7M、体感温度7℃です、服が湿っているのでかなり寒く感じます。
2日前に雨竜で33.8℃の表示を見て、暑いぞ北海道どうした北海道と思ったのが嘘のようです。

道の駅さるふつ公園、8:45。

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キャンプ場・バンガロー・温泉が有ります。

浜頓別です。
右折するとR275、2日前に札幌の北から朱鞠内湖まで走った国道の終点です。

今日の目的地は紋別です、あと124㎞。
このセイコーマートで休憩。
この辺りコンビニはセイコーマートしかありません。

北オホーツクトンネルで神威岬をパスします。

北見神威岬公園。
この方向に神威岬があるはずです。

北緯45℃線通過。
モニュメントのある日本海側と違い地味です。

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道の駅マリーンアイランド岡島、13:00。

船のような形の建物。
ここの食堂で食事にします。
以前来た時にここで食べたラーメンが美味しくて、今日はここでと決めていました。

案内板の後ろになってしまいましたが、こんな形をしています。

ここで前輪の空気が抜けていることに気付きました。
空気を入れましたが、5㎞くらい走るとまた抜けています。
パンクだ・・・。
初パンクが北海道初日ってだけでも十分嫌な感じだったのに、
2日後にまた・・・。
乙忠部の交番横でチューブ交換しました。
小学生に取り囲まれながら・・・。


雨が上がり路面も乾きました。

道の駅おうむ、16:25。
ここで隼に乗った、バイクツーリングの人と会話。
隼を買おうか迷った時期があったのですが、近くで見たら買わなくて良かったと思いました。
なんというか、極端すぎますね、特殊なバイクだと思いました。
今までに、鉄道・車・バイクで北海道を廻り、バイクが一番いいと思っていました。
「北海道に行くならバイクが一番、バイクで行くなら北海道が一番」
今回初めて自転車で廻り、走りながら考えていたのは、
「やっぱりバイクが一番、いつかもう一度バイクで来よう」
自転車には広すぎます。
廻るのではなく、エリアを決めた方が良いですね。

広すぎます・・・。


セブンイレブン紋別渚滑店、18:45。
また雨が降り始め、乾きかけた服が湿ります。
パンクのせいで時間も押しています。
高台に登る国道を離れ、r305で紋別市街に入ります。

ホテルに着くと隼が停まっていました。
紋別までと言っていたから、たぶん雄武で会った人でしょう。
本日の走行 223.19㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別
6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/05(月) 21:42:24|
- 自転車 ツーリング 2010北海道
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今にも降りそうな空模様。

ホテルの前で出発の準備をしていると、フロントの人が出てきて話を始める。
1週間程記録的な暑さが続いているけど、暑いのは今までもあった。
だけど夜になっても蒸し暑いのは初めてだと仰ってました。
言われてみればそうかもしれない、関東の人間には涼しく感じるけど、蒸してはいる。
昨日の昼間の暑さも、やはり記録的なものらしい。

今日は稚内までの予定、少し距離が短いので6:00出発。

天塩川

天気は良くないけど、予報では午後になってから一時雨。

セブンイレブン美深西一条店で休憩と朝食。
駐車場にいたおじさんに、「稚内は海に囲まれているから、風が強くて大変だよ」と言われる。
確かに行くといつも風が強い。

R40もここまで来れば交通量は少なめ。

音威子府駅、9:20。
鉄道だと長時間停車する事の多い駅です。

停まってます。

廃線になった天北線の資料室が、駅の中にあります。
そこに在った、昭和30年代の音威子府駅の模型。
ここのそばを食べたかったのですが、営業していませんでした。

道の駅おといねっぷ。
音威子府の先で少し降られる、雨は午後からの約束なのに・・・。
雨雲レーダーの画像を見ると、天塩川に沿って内陸に雨雲が有るが、この周辺以外には無い。
この3日間、北海道全体で自分の居る周辺だけにしか雨雲の無いことが多いような・・・。
もの凄くついていない気がしてきた。
でも、これから日本海側に出るから大丈夫でしょう。


車走ってません。
道は広くてきれいだし、雨さえ降らなければ最高なのに。

佐久でr119へ。

峠を越えてR232へ向かいます。

峠といっても標高100Mくらいですから、ほとんど登らずに頂上のトンネルに着きます。

トンネルから50分で、R232へ何もない所で出ます、12:00。
目論見どおり青空です。

こっちから来ました。
雨雲が・・・。

これから走る方向。
本当に何もない、ただのT字路です。
ここは遠別町ですが、日本の稲作北限地です。
今朝出てきた名寄は餅米の名産地。
こんな寒い所で米が作られていることに驚きます。

遺跡が在りました、川口遺跡。
天塩からr106に入ります。

天塩川。
この写真では分かりにくいのですが。

オトンルイ風力発電所
あの風車の下にパーキングが在ります。

雲を被っていますが利尻岳。

いよいよサロベツ原野に入ります。14:00。

道北でしか見られない風景が続きます。

風力発電所向かい側のパーキングです。
青空が見えて天気は良いのですが、海沿いに出てからずっと向かい風です。
苦痛に感じる程度の嫌な強さです。
この風は止まずに、稚内までの80㎞続きました。
雨雲からは逃れましたが、向かい風はきつかった。

北緯45度線通過点と利尻島





電柱もガードレールもない道路。
オートバイでも長いサロベツ原野。
飽きました。
ずっと向かい風だし。

稚内まで26㎞、風さえなければすぐ。
もうずっと風のことばかり考えています。

天気は良いんですけどね。
17:00ですから、もう5時間向かい風の中を走っています。
5時間で60㎞。こんなに気持ちのいい道で、平均速度12㎞/hって・・・。

抜海岬、長かったサロベツ原野も終わりです。
文句ばかりになったけど、楽しかったー。

r254に入りました。
稚内市街へは右側の斜面に見えているr106の方が近いのですが、あの坂を登るのが嫌で、
遠回りを承知で、ノシャップ岬も見れるしと、r254にしました。

18:40着。

晴れていれば、日本海に沈む夕日が見られるのですが、
いつの間にか今にも降りそうな空模様です。

誰も居ません。

稚内に着きました、19:00。

北防波堤ドーム、昭和6年製だそうです。

春に建築中だった駅前の建物は、出来て使用していました。
稚内の街はお祭りをやっています、興味はあるけど行く元気なし。
ずっと強い向かい風で、痛い右足も踏み込まない訳にいかず、最後は激痛でした。
毎日辛い目に遭って、景色を楽しむ余裕も無くなりますが、それでも来て良かったと思える最高の楽しさです。
10日までのホテルを全て予約。
本日の走行 188.78㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内
5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/04(日) 21:39:27|
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今日の天気予報は雨。
出発の時点では降っていなかったが、一日降られる覚悟で5:15出発。
銭函までのR5は、予想外にしっかりした坂でした。
銭函の先でR337へ。

知らなかったのですが、日本海側を稚内までいくオロロンラインは小樽から始まっているんですね。
石狩市からだと思っていました。

北海道です。

札幌の北側を通過しますが、
石狩川を渡る手前で、札幌市を少しかすめます。
石狩川を渡ったらr112へ左折。

セブンイレブン当別太美店で最初の休憩、7:30。
所々地面が濡れているので雨が降ったようですが、今のところ自分は降られていません。

R277に入り新十津川方面に向かいます。
少し前から右膝外側が痛かったのですが、
この辺りでだんだん痛みが強くなり、
右足上げる時と、下ろす時も少しでも踏み込むと激痛が走るようになりました。

あまりの痛みに、門だけで塀のないこの学校の前で止まってしまいます。
小樽からはまだ80㎞、北海道2日目の朝9:00です。
何でこんな事に・・・。
自転車で膝が痛くなった事は一度もないのに・・・。
膝そのものではなく、外側の腱のようなので、
膝の動かし方が悪いのかと思い、右膝をトップチューブにぶつけるつもりで、
意識的に内側に上げるようにすると、動かしても痛みません。
ただし、少しでも踏み込むと激痛が走るので、
ペダルを漕ぐのは左足だけで、右足は回すだけです。
暫く休ませればまた漕げるようになるだろうと思い、先に進む事にしました。
この膝痛は、結局北海道に居る間は最後まで治りませんでした。
一番酷かったのはこの日ですが、翌日以降も日に何度かは激痛を味わっていました。

道の駅つるぬま
10:55、雨竜町役場近くのセイコーマートで休憩。
セイコーマートに寄るのは今回の旅行で初めてです。
道北道東はセイコーマートしかない街も多く、寄る回数はこれから増えると思いますが、
北海道に来るといつもそうなのですが、
そのうち気付くと、セブンが在ってもセイコーマートに行きたくなってるんですよね。
埼玉茨城でセイコーマートを見ても寄りたいとは思わないのに不思議です。

セイコーマートから見えた温度計。
この時間で33.8℃・・・。
暑いぞ北海道!!

道の駅田園の里うりゅう、
休憩したばかりですが、一休み。
とにかく膝が痛い。

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15分くらいの休憩で走り出しますが。


30分走って道の駅サンフラワー北竜。
また休憩します、今度はしっかりと30分以上。
今日は名寄に宿を取ってあるけどたどり着けるのか。
予定のルートを変更して、旭川経由で鉄道沿いに行き、
無理と感じたら名寄まで輪行しようか。
そんな事を考えます。
悲観的になっても、少し休むと楽観的になっちゃうんですよね。
予定通り進みます。
雨の予報も夜からに変わっており、今日は降られないなと、更に楽観的に。

この先に幌加内峠があります。

標高100Mなのに白樺林です。

峠といっても標高277M、うんざりする程は登らされません。

-41.2℃、確か母子里です。

電柱もガードレールもない、真っ直ぐな道。
と思ったら、少し離れた所に電線が通っていますね。

大きな畑が多いです。

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道の駅森と湖の里ほろかない。
15:40で、名寄まであと約60㎞。
着くのは19:00頃になりそうです。

1,000Mに満たない山なのに、7月になっても残雪が・・・。
道の駅を出たあとに、夜まで降らないはずの雨が・・・、しかも土砂降り。
降らないと決め込んでいたので、大したことないだろうと合羽は着ませんでした。
これは本降りになると思った時にはすでにずぶ濡れ、
諦めてそのまま走っていたら土砂降りに。

これは雨が上がったあとです。
奥の方から来たのですが、奥は路面が濡れています。
このあとは、名寄までずっと降ったり止んだりでした。


朱鞠内湖です。
あとから振り返ると、雨と膝痛で余裕が無かったようで、ひたすら走るだけでした。
この日だけ写真の枚数が少ないです。
といっても66枚撮ってますが・・。

r729で名寄へ向かいます。

名寄市なんだか風連町なんだか・・・。
交通量の多いR40を嫌い、r798で天塩川左岸を名寄に向かったのですが。
予想はしていたけど、予想以上のアップダウンが続き、
最後の最後で折れそうになりました。

天塩川を渡り雨の中ゴール。
19:30になっていました。
本日の走行 246.50㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽 3日目 小樽~名寄
4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/03(土) 21:14:47|
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4:30起床、外を見ると、

予報は曇り一時雨。

5:30出発、霧ははれました。
こんなに立派な駅を作ったのに、新幹線はここには来ないらしいですね。

最初に向かったのはここ、土方歳三最期の地。

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寄り道のあとは、長万部までR5を行きます。

長万部まで103㎞。

昨夜は五稜郭駅から函館駅まで歩いて戻ったのですが、その途中で食事をしたすき家。
従業員が二人しか居ないのに、可哀想なくらい混んでました。

五稜郭駅付近。

七飯町の赤松並木。

このトンネルを抜ければ大沼です。

大沼、正しくは小沼です。

R5は番号が一桁の幹線国道で、大型車も含め交通量は非常に多いです。
車の速度は北海道ですからかなり出ています。
それでも路肩が十分に広く路面もきれいなので、自転車でもそれ程怖さを感じません。

道の駅YOU・遊・もりで最初の休憩、7:50。

森を過ぎると海沿いになります。
噴火湾です。
道路の向こうは函館本線です。

景色が北海道らしくなって来ました、
自転車には雄大すぎるかもしれません。
いつまで経っても景色が変わらない。

長万部手前で雨が降ってきて、バス停で雨宿りです。
雨が止むのを待つ間に、今夜から3泊分、稚内までのホテルを予約しました。
今日のゴールは小樽に決定。
冬の厳しさを連想させるバス待合所です。
ここまで函館から100㎞を4時間半。
北海道では自転車もペースが上がるようです。

長万部駅
この先R5は内陸に入り、ダラダラと登り始めます。
蕨岱でr9に入り、黒松内を通りR229に向かいます。

r9に入ってすぐに在ったパーキングです。
交通量がグッと減ります。

ここでよそ見をして大きな尖った石を踏んでしまい、「ガツン、プシュー」、パンクです。
ロードバイク買って1ヶ月と10日くらいです、あちこち行って2,700㎞走っていますが、
今まで一度もパンクした事ありません、パンクはこれが初めてです。
なんで初パンクが北海道初日の午前中かなーーーー!!
初パンクという事は初チューブ交換。
上手くできる訳ありません、滞りまくりです。
あとでGPSデータを確認したら、45分止まってました。
今までは想定外だったパンクが現実の問題になりました。
一本しか持って来ていないチューブを使ってしまった事が心配になってきました。
今パンクしたらパッチで修理しなければならない、もちろんやった事無い。
岩内でチューブを買うことにします。

R229に出ました。
岩内まで35㎞、ゴールの小樽は93㎞。
12:40です、1時間近くロスしたので余裕は有りません。

今度は日本海。

鰊御殿と書いてありますが何でしょう。
何かの施設なのか、個人の物なのかよく分かりません。

また海沿いのルートになります。

岩内の手前で山がせり出してきて、長いトンネルが連続します。
交通量が少ないので恐怖感は少ないです。
古いトンネルが左に見えています。
トンネルの手前で横の山を見上げると、


なんか幻想的です。

自転車屋3件とホームセンターを見て回りましたが、岩内で23Cのチューブは見つけられませんでした。
小樽に行けばスポーツバイクのショップが在ると、自転車屋さんで教えられました。
さっきパンクしたチューブの修理だけして貰って、小樽に向かいます。
岩内はもっと大きな街だと思っていました。
直江津から岩内のフェリーも無くなったんですね。

あと39㎞、この先は平坦ではありません。
時間は16:00。

稲穂トンネル、ここまで結構登ります。
トンネルの向こうは余市です。

積丹半島方面、どこの岬かは分かりません。
この先小樽まではアップダウンの繰り返しで、何度も何度も、また登りかよと思わされました。
バイクショップは小樽に入ってすぐにR5沿いに在り、予備チューブ2本確保しました。

小樽運河です。
ここに自転車で居るというのが不思議な感じです。
春に歩いたコースを自転車で廻ってホテルにチェックイン。
荷物を置いて、帰りのチケットを買いに小樽駅に向かいます。

坂の街小樽。
15%なら自転車でも登れますね。

北斗星のチケットは、一番早いのがこの日でした。
ソロはもういっぱいで、普通のB寝台。
ソロが空いているのは3週間後、さすがにそこまでは居られない。体が続かない。
帰る日が11日に決まったので、
11日午後までに札幌駅に着くよう、稚内以降の計画を考えます。

函館から札幌まで3時間なんですね。
自転車だと一日遊べて、7,200円分がタダ・・・。
お勧めしません。
本日の走行 233.22㎞
北海道自転車旅
1日目 函館まで輪行 2日目 函館~小樽
3日目 小樽~名寄 4日目 名寄~サロベツ原野~稚内 5日目 稚内~宗谷岬~紋別 6日目 紋別~サロマ~北見 7日目 北見~美幌峠・摩周湖~釧路 8日目 釧路~阿寒湖~帯広 9日目 帯広~富良野~旭川 10日目 旭川~札幌 11日目 札幌ポタと北斗星での輪行


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- 2010/07/02(金) 21:19:26|
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